飾観屋本店 通信所(仮)

一次創作Blog オリジナル漫画やイラストなど。 今のところ一時保管な避難所。

創作世界の「身体能力」のはなし。

雑記です、雑記!
相変わらずものすごい長い壁打ち雑記!
頭の整理を兼ねて。

最近考えすぎてるなーと思いつつ、考えちゃうもんは仕方ないっていう話なんですけど。
アニメ、漫画、小説、映画、なんでも、戦うお話で必ず出てくる
「現実の人間にはありえない身体能力」というやつ。
シュッとジャンプしてスタっと降りる。かっこいいですね。
小さい頃は憧れて良く真似してましたよねーー。
さすがにジャンプは無理だと悟るのは早かったんですが、
飛び降りてスタっと着地するのは割とよくやってて、幼き日は押入れの2段目から飛び降り、
成長してみたら土手のちょっと高いとこから飛び降り、学校の階段の中段くらいからまでだったら怪我せずに着地できるわーと実証済みだったりしました。踊り場からはさすがに無理だったな。距離もあったし。
とはいえ無事なだけでスタっとスマートには着地できる訳がないし、ドスンッとなってものすごい足に負担かかるから良い子は真似しないでね!!健康丈夫に産んで育ててくれた母に感謝だね。
家の屋根に座ってて怒られたり2階のベランダから柱伝って下りたり登ったりしてたね。どんだけやんちゃ女児だったんだよ。周りにちょうどいい木がなかったから木登りはあんまりしたことないんだけど山とかに住んでたらそこそこ野生に育ってかもしれません。
ちなみに今は階段の2段飛ばし降りで恐怖だし2階から飛び降りたら足折れますね。確実に。なんの話してたんでしたっけ。
ファンタジー設定の世界って、結構ぴょんぴょん飛ぶのが当たり前、
すたっと高いところからかっこよく着地する、体操選手みたいなキャラクターがたくさんいるけど、みんな一体どういう”理由”や原理でそうなってるのかな?と。
人間なんですよね、あなた??と。

※先に言っておくと世の中すべての作品のキャラクターをそんな風にみているわけではなく、自分がキャラクター設定を考えたときに「そういえば何でこいつは人間なのにこんな能力が??」って気になっちゃっただけの話です。
そこまで考えてねーよ、って方が多分気軽なんだけど考えはじめちゃうと仕方ないよね。

それが人外だったり「戦闘民族」なんて言われたらなんとなく納得するかも。
って思って改めて色んな作品みてみると、意外とちゃんと力を使えるのは理由があったりするんだなと。
ファンタジー世界であれば”魔法”の力がかかってる、世界自体に特殊なエネルギーがある、”そういう人種”がいる、とか。
これが地球や日本が舞台の作品だと、天変地異や”ある時”特殊変異の人種が生まれる、などで得る異能。
よくよく考えてみればセーラー戦士だって変身しないとただの女の子だから身体能力が上がることもないんだよね。
そういう"異種的要因"からの"特殊能力付与"。
(その点きめつなんかは「呼吸で身体が活性化する」っていうそれっぽい理由もあって、「技」の水や炎も"そういう風に見える"っていう誇張描写ときいたので、上手だなぁと思いました。人間離れしてるのは間違いないけど)

改めてちゃんとひも解いてくと「この人たちただ単にシュッパッて動いてるんじゃないんだなぁ」というのがわかっていくという。



さてここから私の創作の話。

実のところBPはそこんとこなかなか気を使ってはいるので、
ファンタジー世界でありながら特定の人間以外の身体能力は普通の人間と同じです。
普通の人はバルトやリルみたいに特殊な力を持ってないし、
統治頭たちも基本はただの人。何か魔法を使えたりなどはしないのです。
(そもそもBPの世界は「魔法」という概念を置いていない)

本当は「RegretDiceⅡ」ではリグレット組(ビルバート、ネイヤ、フィナ)にも建物の屋上から華麗に飛び降りたりぴょんぴょん屋根を跳ねてほしかったんだけど、「できる理由」がなかった。

ので、ここのフィナは地味にちゃんと屋内の階段を下りてきているのでした。
(一応、数ページ前からフィナはビルたちのそばから消えてるんですよね)
このあとビルバートとネイヤは屋根の上から逃走するわけですが、
屋根を(跳ばずに)走るくらいだったらただの人間でもなんとかなるだろうと妥協してます。


ちなみにバルトとリルについてはもう完全に「特殊能力もった人間」なので、各々の力を駆使して割と自由に動きます。
バルトは特に闇を自在に操れるので踏み台とかにガンガン使う。
リルの場合は根本的に光との相性が良くないのもあって、バルトと一緒に屋根を渡るくらいだったらコントロールできるけどバルトほど自由はきかない。
ただし身体の使い方の上手さが異常なので旨く組合わせて使ってるかなという感じ。
あ、でも空は飛べません。飛び降りることはできます(これはフラグかもしれない)

シャドウはキングにもうされるがままなので何でもありです(笑)
キングの力を得ないシャドウはLegacy of~で本人が語った通りほんとにもう「ただの人間」です。
それはバルトもリルも同じなんだけどね。



まだしゃべるんですけど!


で、イリアーズはそこんとこかなりマジメに考えてて、
魔力や力の使い方はイリアーズの世界でも非常にキーになってきたりします。

2話である程度のお話をするのですが、イリアーズの世界は基本的に「誰でも【魔力】を持っている」世界です。

ただそこには制限があって、火を出したり水を出したりとか言う見栄えのいい【魔法】は使えなくて、体内にある【魔力】も誰でも使えるものではなく、鍛えようと考えなければ使われずに一生を終えたりします。そういう一般の人が大半。
それを"鍛えた"人が戦う力を持っているし、主な魔力の使い方は「身体強化」なので、冒頭で申し上げた「ピョンスタッ」戦闘が可能になるわけです。(呼び方)
平たく言えば筋肉と一緒です。みんな持ってるけど鍛えないと真の能力は発揮されない。

しかしそこに登場する「魔法具」という存在が人々の生活を変えて、
特に特別に鍛えることなく、魔法具の補助で【魔法】を気軽に使える世の中になります。
「魔法具」については1話時点でラクトが何かしら思うところがあるような感じで描いてるので、そのあたりを取り巻く事情がラクトの山場になっていきます。




ちなみにあの世界においてナヅキは"特別"。
身体能力や戦闘能力についてはルール完全無視な異端の存在。
"破壊者"という存在であるがゆえの色々な"特別"なのですが、
その理由はのちのち明かされるので、今はまだ謎な存在としてとらえてもらえれば!

そんな感じでつけてしまった「制限」のおかげでイリアーズについては自由なファンタジーのくせに細かいところで色々考えることがあって(その行動成立する!?とか)実は結構裏で大変なんですっていう 笑
そんなこと読んでる側は気にしないし、気にしなくていいんですけど、自分が筋通ってないのが嫌なので悩み悩んで頑張っていきます 笑
いつか壮大な伏線回収につながっていく...はず(いつ?)



色々な物事には根本的なところでちゃんと理由をつけておいた方が、
自分の中でぶれが少なくなるからいいな、って話。
同時に考えすぎて頭痛くなるけどね!!

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