飾観屋本店 通信所(仮)

一次創作Blog オリジナル漫画やイラストなど。 今のところ一時保管な避難所。

COMITIA139

2022/2/20!2と0しかない!おもしろい!
って思ったけど特に何も思いつかずなにもしませんでした。こんばんはカザミヒナタです。
すっごい眠かったけどごはんを食べたらちょっと目が覚めたので久々にイベント後ブログなんてつけてみているよ。
ごはんはやよい軒のすき焼き定食だったよ。うま!


さてコミティア139、開催もどうかな~と思いつつ、無事開催に至ってよかったです。
環境に慣れきってしまっている江戸城下の民としてはどこに行っても対策はするし、イベントに参加を決めた人たちもきっとみんな同じ思いで集まるもので、特に同人イベントに参加される方々って天下の同人誌即売会コミックマーケットでもよくよく唱えられるマナー・ルール「他人に迷惑をかけない。みんなで作るイベント」という心を大事にされているうえ、「ここで何かが起きたら次のイベントがなくなるかもしれない」という危機感のもとしっかりと対策して参加されると思うので、普通の人混みに行くよりはやや安心な気持ちで参加できるのだと思います。

欠席スペースも非常に多かったですが、閑散というところまでも行かず、程よい人の流れでゆっくりと賑やかなイベントだと感じました。
ビックサイトの天井は高くていいなーーー



そんなわけで今回のスペース。
表紙に統一感がないせいでごちゃる~~~笑
今回のエナ表紙も「ブルージィノイズ」にあわせて枯国らしく荒廃背景で描くのも考えたんですけど、内容があまりにも荒廃都市ではないので表紙詐欺になるな…と思ってやめた次第です 笑

結局枯国ユウガ編も今年中に描くことにしたので、そっちはまたカグネの表紙に寄せてけれたらいいなぁ。

今年の目標としては枯国ユウガ編と、BPの総集編と、イリアーズ2巻を出したい。
その他にもう一回読切描きたいのがあって…時間が足りない…
イリアーズ2巻は目標にしてるけど希望としては4話まで入れたいので、かなり厳しいだろうなぁとは思っています…3話は絶対年内にやるのでせめて来年の2月……頑張れ私…
3-4話は割としっかり繋がる話になるのでできるだけあわせて描きたいなぁ。構想ばかりが広がってく。何で脳の働きと身体の働きはイコールじゃないんだ…人間難しい……


さてイベントの方ですが今回は新刊とあわせて思ったより既刊が動いたのが嬉しかったです!
ティア初参加当初から比べると立ち読みしてもらったりそこから購入してもらったり率は確実にあがってて、『継続は力なり』って言葉の意味をひしひしと感じる出来事の多い最近です。
イリアーズだけ持ってってもらったっていうのも久しぶりだったので嬉しかったな…
フォロワさんともご挨拶出来てお話もできて楽しかったですほんと!(素敵な差し入れもいただいてしまって~~~!!!)
今日買った本みんな分厚くて戦利品が重たかったw素敵な重み!
ただやっぱり一人参加だとなかなかスペースあけ辛くてゆっくりはまわれないな~という悲しみもあり;;
早くまた気軽に友達を売り子に誘える環境になったらいいな~。


で、今日ちょこっとあったこと。
終わり際、たまたまお隣のスペースにおられた某Web漫画編集部の編集の方にご本を立ち読みいただいて、今回の新刊の最後に枯国の奨励賞ありがとうございました~的なコメントを小っちゃく載せてたんですが、それがきっかけでちょこっとしたお話をしていただけました。

内容としては漫画のアドバイス的なところでなるほど~って勉強させてもらいました。
その中のひとつとして最近は売れてる漫画もWeb媒体で読まれることが多いから、Webで読みやすい画面作りを意識するといいかも、と言われてなんだか目から鱗でした。確かに~と。
私の場合基本的に本にすること前提で描いてるのであんまりWeb向けって意識したことなかったんですよね。
画面やコマが詰まってしまうのは自己課題であるんですけど、それ考えるとWebで読みやすいようにっていう視点って自分の漫画には必要なのかもしれないなって思いました。
今日は出張漫画編集部もチキン発動で行かなかったので(時間とれなかったのもあるけど!)まさかの気づきの機会をいただけて感謝ですね。


で、最後に撤収のご挨拶させてもらった時にまた一言いただいたんですけど、
その時に「絵は上手いから」って言っていただいて…「(ん??空耳??)」って思って思わず聞き返しちゃったんですけど 笑
これ、最近の成長なんですかね?すごく有難いことに漫画をみて「絵がうまい」的なコメントをもらえる機会が続けてあることに本当にびっくりしてます。

どう見たって私より「上手い絵」を描かれる方はpixivでもTwitterでもプロじゃなくても本当にごまんといる訳で、そういう目で客観的に見て私は自分の絵が「上手い」とは思えないんですよね。

ただ、先日のアルポリさんの講評で【画力】に少なからず評価をいただいたことや、今回「上手いよ」って声をいただいて思ったのは、漫画を見る方からする「上手い」っていうのは私が求めている「上手い」とはもしかしたら違うのかもしれないと。
正直なところ今現在それが「何か」まで理解するところには到達できてないんですけど。。。

漫画って1から100まできれいな絵を描く必要はなくて、全部が上手である必要もないんですよね。(全部が最強なそういう突き抜けた作家さんもいらっしゃいますけど、結局面白さを決めるのは絵だけじゃなくて総合的な"漫画力"…!)
そういうところを差し引きしたうえで、私が「上手い」って言ってもらえる要因はなんなんだろうなぁっていうのを考えるのも新たな課題だなぁって…自分の「強み」って自覚が本当に難しいので…。

今、「上手い」って言葉に自分で素直に受け取れない理由は私自身が「わからないまま」「なんとなく」で描いてる部分が多すぎるからです。それをわかってないまま、誤魔化し誤魔化し勢いで描いてるところが自分でとても嫌なんですよね。何も完成できてないやんって。
それがちゃんと理解できたうえで、"正しい"線を引けるようになれば、それが絵に目に見えて現れる変化でなかったとしても私自身が認められるようになるのかなって。
今のままで「上手い」という言葉をもらえてても、やっぱり自分が納得できる「上手さ」には辿りつきたいですね。

話については情報整理、絵についてはコマの割り方と背景表現、キャラクターの描き分け(パーツの幅)は割と共通で言ってもらう課題なので、一個一個つぶしていきたいなぁ。
漫画やること多い~~~~がんばるぞ!



と、だいーぶ話がずれてきてしまったのですがw
とりあえず2月コミティア参加できてよかったです!
こんな体験ができるのもコミティアならではだな~って。
基本的に寒いの苦手なので冬はポンコツ冬眠期なのですが今回はちゃんと新刊も出せてマジでがんばったぞー私!
なんだかんだ去年9月11月と続けて2月まで3回連続で出てるので、次回5月は今度こそほんとにお休みします^^;
その次はまた新刊ひっさげて出れたらいいですね。BP総集編!


長々お付き合いいただきありがとうございました~
























































<ここからまた長ぇ~~追記なティアも関係のないいつもの一人語りですのでここでサヨナラして大丈夫です。読んでくれてありがとうございます!>






















なんか、ふと思い出したこと。

創作を始めた頃の小学生の頃、絵を描くのが好きだったけど、漫画家になりたい!って言う絵の上手い友達がいて、じゃあ私は小説家になる!って文字を書き始めた。絵は好きだから描いてたけど、漫画家って選択肢は友達に預けてた。
一度創作から離れた後、一次創作でWeb活動するようになってまた沢山絵を描くようになって、その頃に一度ぐっと画力が上がった。
そのまま二次に行って最初は絵を描いてたけど、どうしても絵で表現できない話があったから小説を書いたらすごく絵が上手い人に気に入ってもらえて、文字もたくさん読んでもらえて、文字をたくさん書くようになった。絵は上手い人が描いてればいいやってなった。

思い返してみたらずっと諦めてきたなぁって。
いつも自分より絵が上手い人に遭遇しては劣等感で心を殺して、それ以上絵が上手くなるために何かしようとか、そういうことも考えずに逃げちゃってたなって。

でも一次創作に戻ってきて、まぁ色々な経験で精神が成熟(笑)したのもあって、
上手い人はたくさんいる、私はあんな風にはなれない、でも昔の自分よりは上手くなってるじゃん、すごいすごい!っていう考え方ができるようになって、昔ほど気が引けることはなくなったなーと思います。だから今まだ絵を描き続けてられてる。
需要とか関係ねぇ!私が描きたいもんを描くんだ!って精神ほんと大事 笑

だから私の作品を読んで好き!って言ってもらえるのは本当にありがたい限りなんだよな。
極論、描いたものをどっかWeb公開サイトに放り投げて、見ず知らずの方に読んでいただいて、それだけでも良い気もあるんですけど。
Twitterで繋がって直接やりとりができる方々からコメントいただけるのやっぱりすごく嬉しいし、モチベーションになります。(私もそれを返していきたい・・・)



しかし最近作品創りに対するモチベーションが高まってるよね…っていうとなんかめっちゃカッコいいんですけど多分ただ調子乗ってるだけですね~。
本当に隅っこの底辺だけど、プロの編集さんに作品を見てもらう、コメントをもらうって機会を得て、プロの世界の端っこを覗き見て、ちょこっとハイになってる状態です。笑
出張漫画編集部とか、Web漫画大賞とか、ほんとに今は入口の間口が広いですよね!!すごい!
昔だったらプロの漫画家さんに繋がる何かに自分のような素人が触れるなんて考えもしなかったもんね。
プロへの壁はまた高く遠い場所にあるけど、入口だけはほんとに広い。
そういうところが見れるってだけで楽しいです。

色々書いてるとなんだかすごい事みたいに感じますが実際のところ私は担当さんがついたりとか名刺いただいたりとかそういうところまでは全然いけてないので、結局のところここが今の自分の現在地なんですよね。
でも頑張りたいな~っていう気持ちがあるうちは頑張りたいと思います。



でまぁ冒頭の話に戻るんですが、
ここ最近、というか去年一度「チャレンジ」をしてみてから結構自分の中の作品作りに対しての気持ちが目まぐるしく変わって、そういう「見ると思ってなかった世界」が見えるようになって、それがすごく楽しくて、私やっぱり絵描きたかったんだなぁって。
ずっと絵で何かしたかったんだなぁって、なんか思い出しました。
小説書くのは小説書くので好きだし、あの頃にあれだけ小説を書いて(小説本だけで20冊くらいは出してるんですね…)「話作り」をしまくったから今の自分があるので、その時代はもちろん今の糧でもあります。
小説を書きたいから小説を書く、漫画を描きたいから漫画を描く。
そういう気持ちでどちらの気持ちも尊重しながら自分なりに続けていきたいな。

モチベーションをもって何かができるって、特に大きな目的もない人生を過ごしてきた人間にとってはすご~く大事なことだと今は思ってる。
何かを残せるなら残したいよね。
せめて自分が納得できるものを作り出して形にしていけたら、人生楽しいのかもしれないね(壮大な話になったな)

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